今回はカブ70に前カゴを付けた話です。
後半でモンキーのカゴと比較します。
カブと言えば積載量!
と、カブを買った時は思っていました。
だって新聞屋さんも郵便屋さんもあんなに重そうな荷物を載せて一日中走り回ってるんだから。
なら、ツーリング用品とかキャンプ道具とか沢山積めれば遊びの幅も広がるんじゃないか?
と、考えてました。
最終目標はYouTubeで見て楽しそうだなぁ、なんて感化されちゃった「年越し宗谷岬!」
動画見てたら、カブの参加者がかなり多いらしい。
あとはオフ車とか。
オフ車は当然として、カブって冬の雪国でも新聞や郵便を配達してる訳だから、そりゃ雪にも強いでしょうよ。
カブ用ならチェーンやスパイクタイヤも売ってるくらいだし。
とりあえず、宗谷岬仕様の前に、普通のキャンプ道具位は乗せられるようにしようかな、先ずは普通に入手できるパーツで積載量を増やそう、と。
先ずは今、ガラ空きになってるフロントの積載をどうするか。
カゴを付けるか箱を付けるか。
箱は荷物が絶対落ちないという安心感はありますが、欠点は箱自体が多少重い事と箱に入らない大きさの物がNGという事です。
それに引き替えカゴって結構便利なんですよ。
長距離ツーリングとかよりも、普段使いとして。
ちょっと買い物したいけど、長くて箱に入らないとか、
ビチョビチョの合羽を何処かに仕舞いたいけど、リアボックスに入れたら他の物が濡れちゃうとか、
ガソリン入れる間、グローブをちょっと置いときたい、とか。
暑いからジャケット脱ぎたいけどジャケットは嵩張るからボックスには入らないとか。
これ全部、モンキーのカゴにお世話になった時の話です。
ママチャリが手軽で便利なのって、カゴによる恩恵がデカいですよね。
せっかくカゴが似合うようなバイクを買ったんだから、その恩恵をフルに使ってやろうかな、と。
で、最初に買ったのがプレスカブ用の大型の前カゴ。
某オクで買ったので適合が怪しかったけど、何とかなんだろ、と。
届いてみたら、確かにデカくて頑丈そう。
ひとつひとつのパイプの太さもモンキー用より一回り太い。
何とか付かない事はないけど重い!これだけ重いとハンドリング重くなるだろうな、っていう位重い。
プレスカブや郵政カブはそれに合わせたサスのセッティングをしてあるんだろうけど、ただでさえフワフワボヨンボヨンのボトルリンクにこれ、どーなの?
それにこんな大容量が必要なのは遠出する時だけ。
普段は軽い方がいい。
という訳で、取り付け用のボルトやワッシャーも一応買ってあるけど、この巨大カゴはどうしても必要になった時用の予備にする事にします。
ちょっと無駄な買い物だったかも?
気を取り直して、モンキーに付いてるような小型のやつでいいか、それならキャリアもカブ70用の純正が使えるので信頼性も高いし。
で、某オクで落としたフロントキャリアです。
装着もボルト3本だけで簡単。
安かったし、多少の錆はあるけど目立たないし、まぁこんなもんでしょ。
このキャリア、中古を買う場合、錆びてるだけなら良いけど曲がってる物もあったので注意です。
曲がり方が酷いとしっかり付かない事もあるでしょう。
叩いて直すと今度は金属疲労が。
キャリア位なら複数出品されてる事が多いでしょうから複数の画像を見比べてみるのがオススメです。
因みにフロントキャリアは鉄カブなら50と70と90で共用できます。
フロントキャリアというか、車体自体、共通部品がほとんどですけどね。
そしてカゴ。
しっかりしたキャリアさえ有れば、自転車用を含めて大抵のカゴは付きます。
ただ、あまり背の高いカゴだとライトの光軸を遮ってしまうので注意です。
その点、純正のカゴは細かい所まで作り込んであるのが伺えます。
例えば
光軸を邪魔しないようにカゴの前側を引くしてある、とか
ガタガタグラグラ感を無くす為に取り付けステーが2つになってる、とか
荷物飛び出し防止用の抑え棒が付いてる、とか。
ホンダの看板商品スーパーカブですから、そのオプションパーツもしっかり作ってるのかも知れません。
このカゴは新品を買いました。
現行カブ用ですが、単純なステー固定なんで問題無く付きます。
大きさは、モンキーの純正オプションのカゴと同じくらいですね。
ただ、モンキー用よりカブ用の方が固定がしっかりしてるので走行中にカゴ自体がグラグラ揺れる感じが無いです。
モンキー用は少しだけどグラグラします。
あまり重い物は載せられません。
ただ、モンキーのカゴは、ちょっと弱っちい事が幸いして、以前事故った時にクッション代わりに凹んでくれた事があり、そのお陰でバイク本体のダメージが無かったので、無理して強化しようとは思ってません。
しかも、その凹みも力ずくで元に戻ったし。
合羽を入れて走ってみても荷物抑え棒が思ったより効いてるようで、モンキーだと段差で大きく揺れた時に、合羽が飛び出しそうなるのでゴムバンドで留める必要がありますが、抑え棒付きのカブカゴだとゴムバンドは不要です。
ゴムバンドは付け外しが少し面倒臭いので、この抑え棒はなかなか便利ですね。
このカゴ、最近買ったバイク用品の中ではトップクラスに当たりです。
グローブや上着や飲み物や買った物を気軽に入れておける場所があるかどうか。
それだけで土曜の夜に「月が綺麗だし、ちょっと散歩しようかな」が楽しくなりますよ。